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家庭の教育力は低下しているの?
1)都市化現象は家族を孤立化させます
情報化の地域格差がなくなり、情報の共有化は子どもたちにとって、流行や非行等の情報が親の教育力よりも強く影響を受けやすい状況になってきています。また、一方で都市化により、人間関係において会って話をする機会が減少し、中には隣近所の交流さえ拒否する家庭も出てきており、家族間の関係がますます希薄になってきています。これにより、閉ざされた家庭は、親の価値観が子に与える影響が拡大し、中には親の偏った価値観だけが家庭での教育力となってしまう場合もあります。
2)少子化傾向と核家族化は人間関係を希薄化にします
近年、出生率が1、29まで下がって話題となりましたが、二人以上子供を生む夫婦が減少し、このままでは日本の総人口が減ってゆく計算になります。
これにより、兄弟の少ない子が増加し、一人ひとりが大切に育てられている時代になり、兄弟で遊ぶことや外で異年齢の子供たちが遊ぶ機会が失われ、家庭ではしつけ教育よりも学業に力を入れた教育が重要視される傾向にあります。 少子化によって、家庭からしつけ教育ができていない子や人間関係のもてない子が社会におくり出されることが心配されます。
3)核家族化の弊害
戦前は家長制度により、大家族で助け合い、子供も家族の一員として親以外の者が世話をし、しつけもしました。核家族化と少子化により、少ない家族構成員の中で異年齢令の子との遊びの減少や塾通い、企業戦士となった父親の不在時間の増加、母子の蜜着型の子育て、家族間の交流の減少等が重なり家庭の教育力は低下してきていように思います。
4)地域社会との交流が減少しています。
以前は地域社会が、青年団や消防団、ムラの祭り、神事を担う氏子などで若者の力を求め、組織化した中で社会的な機能を果たすことによって、若者を地域社会で育ててゆく大きな役割を担っていましたが、昭和40年前後の高度経済成長と共に高学歴化と産業構造のへ変化、一次産業から二次産業へのシフトにより地域で生活する若者が減少し都市に集中する傾向が続き昭和55年以降消費社会化がすすみ、さらに、平成初期に以降はグローバリゼーイションのもとでは一層加速し、地域に対する帰属意識は薄れていくことになり、活動も衰退し限定されたものになってきています。
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