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思春期の共依存とは
共依存とは
共依存症とは、夫婦の間でお互いに助け合い、もちつ、もたれつはなんら問題はないのですが、問題は、相手に対する愛情行為としてサポートしていることが、いつのまにか相手を弱らせてしまい、自立の芽を摘み相手を支配してしまいそこから抜けられないう関係になることです。このような支配関係になることを「共依存」と言います。
例えば、アルコール依存症の妻の面倒をみる夫。夫は「私がついていなければこの人はだめになってしまう」と一生懸命に世話をやき支える。この関係がいつの間にか、相手の妻を駄目にしてしまい、弱らせ自立の道を閉ざしてしまいます。結果的に相手を自分のところから逃げられないように支配することになります。
夫婦間では、他にギャンブル依存症、買い物依存症、等があり、ケースによっては、時には支えきれなくなり離婚にまで発展することもあります。
一般的に共依存とは言いませんが、このような状態は思春期の親子関係でも言えるのではないでしょうか。
過保護な親や過干渉の親が一生懸命に子の面倒をみるが、一生懸命になればなるほど子どもの成長を阻害し自立を遅らし、親元から巣立っていけない子にしてしまう状態は同じです。
子育てでは「子育て10年子離れ10年」と言われています。親子の共依存関係は切りたいものです。
何事もすべて抱え込まずに一歩さがって客観的に状況をみることも大切かと思います。
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