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参考学校のいじめ対策
1 いじめとは
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1 いじめとは
いじめとは
文部科学省のいじめの定義
文部科学省が児童・生徒の問題に関する調査で用いるいじめの定義は「子どもが一定の人間関係のある者から、心理的・物理的攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」で、「いじめか否かの判断は、いじめられた子どもの立場に立って行うよう徹底させる」としている。
文部科学省の統計によると、平成19年度に文部省が認知したものでは、84,648件のいじめがあり、児童生徒1000人あたりのいじめ件数は7.1人で、いじめを認知した学校の件数は40.0%であった。 ただし以上の統計はもちろん文部省が認知した件数である為、暗数を考慮しなければならない。
学年別で見た場合、中学生、なかでも特に中学1年生のいじめの数が多く、中学1年生だけで17,063件のいじめが認知されており、この数字は小学6年生(4,262件)や高校1年生(3,701件)に比べ4倍以上多い。男女比では、54.8%が男子、45.2%が女子である。
いじめの学年別動向の統計
学年別に見た場合、次の傾向がある事が指摘されている。
幼稚園・保育園:小谷隆真によれば、小学校や中学校のようないじめはないという。積極的な子供が消極的な子供を従えているようにみえる「子ども同士の力関係」や、「子供のコミュニケーション能力の未発達」による玩具等の横取り、手を出すことをいじめととらえてしまうという(参考:2005年3月7日読売新聞)。
1 小学校:「冷やかし」の割合が多いが、「仲間はずれ」の割合が、他の区分に比べて多い。
2 中学校:統計上、いじめが最も多くなる年代である。重篤な場合は重傷を負わせられる、傷害の結果死に至ることもある。結果、自殺するという例もある。
3 高等学校:「冷やかし」が多いが、「暴力をふるう」割合が高い。割合は少ないが、いじめによって退学する場合もある(人間関係を理由とした中途退学は、2005年度で7.4%)。
4 大学:大学に於いても、特に体育会系のクラブで、先輩からの「しごき」という名のいじめは昔から存在する。これに関連して、継続的な悪質ないじめで、訴訟沙汰になった例もある。
いじめの原因
また古いデータであるが、1986年の東京都教育委員会調査報告によれば、いじめの原因は以下の結果となった。
1 力の弱いもの、動作の鈍いものを面白半分に 33.6%
2 欲求不満の鬱憤晴らしとして 19.7%
3 生意気なもの、いい子ぶるものに対する反発・反感から 15.7%
4 自分たちと違う、なじめないなどの違和感から 14.8%
5 怒りや悲しみ、嫉妬から 10.7%
6 仲間に引き入れるため 6.7%
7 以前にいじめられた事の仕返しとして 6.3%
その他少数意見として「面白いから」、「ふざけて、冗談で」があった。
(ウィキペディアから抜粋)
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