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非行問題
思春期の子を持つ親は非行問題については関心が高いことと思いますが,非行問題を平成21年の犯罪白書からみますと平成20年の刑法犯少年の検挙人員は99066人(前年比11、9%減)と大きく減少しています。
この減少原因として
- 1 少子化の中で子どもが家庭内においてより、大切に育てられていること。
- 2 学校においては少人数学級普及によって学校内の指導もより行き届くようになってきていること。
- 3 ゆとり教育によって子供たちにかかるストレスが少なくなってきていること。
- 4 長期的な経済停滞によってむしろ親子間の接触時間が増えてきていること。などがあげられます。
非行内容についても殺人犯等も平成15年以降減少しています。また、凶悪犯(殺人、強盗、放火及び強姦)の検挙人員965人(前年度比8,3減少)です。これは、少年非行が減少のトレンドに入ってきたと言えます。
また、街頭犯罪(路上強盗、ひったくり、車上ねらい、部品ねらい、自動販売機ねらい、自動車盗、オートバイ及び自転車盗の8罪種<手口>)についても減少しています。
なお、この8罪種は非行へ深化するキッカケとなる犯罪ですので減少傾向にあることは好ましい現象です。
このようなことから少年人口が減少していることに伴い刑法犯少年の検挙人員が減少していることや少年の凶悪犯罪も減少しているのが現在の少年非行の現状です。
しかし、その反面いじめや不登校、深夜徘徊、喫煙、規則の軽視等非社会的行為についてはそのすそ野が広がっており、今後注目していきたいところです。
このような非行問題が良い方向に向かっている理由と現状を見ますと親の養育態度の変化や地域の非行問題にかかる地道な活動が効果を上げてきたことがうかがわれます。
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