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非行の背景
夢のもてない将来に対する閉塞感
バブル崩壊後日本の社会は、雇用破壊による格差社会、年金、医療、介護問題等に見られる弱者切捨ての政治、弱体化した政党の安定しない経済システムの操作、石油や鉄鉱石等にみられる原材料の高騰による企業への圧迫、それに関連して物価の高騰など混迷した社会に対して子どもたちは敏感に時代の危機を感じとって「将来が不安で夢がもてない。」いう子どもが多くなっています。
地域社会の教育力の低下
成人犯罪の増加と犯人検挙率の低下、外国人犯罪組織による事件等が社会的不安を増大させていますが、その一方で、少年による非行については、「非行の一般化」「遊び型非行」等と言われ、多くの子どもたちが窃盗等で検挙されています。本来の日本社会は相互扶助型社会で地域社会が子どもたちを包み込み良いも悪いも何かあれば親以外の大人たちが関わりをもって犯罪、非行等を未然に防いできました。しかし、現在の多くの大人たちは見て見ぬ振りをして関わりを持たなくなってしまいました。その分地域社会の持つ影響力が低下しているといえます。
情報や媒体の誤った利用方法
今、子どもたちは幼少時からテレビなどのメディヤをとおして、様々な情報をシャワーを浴びるように受けており、メディヤから大きな影響を受けて育っています。また、子どもを対象としたCDやゲーム、携帯電話などの普及し、生活環境が大きく変ってきました。さらにインターネットの出会い系サイトを通して知り合った男性から犯罪に巻き込まれるケースもあります。逆にインターネットを利用して仲間をつのり犯罪に走るケースも出てきています。人々の生活を快適に過ごすため情報化社会であるのにも関わらず媒体を悪用し犯罪に走る誤った利用がなされています。
これからの子育ては大量の情報を生活向上に利用できて始めて一人前といえるでしょう。
子供の性の商品化
性の商品化については、歴史的な変遷がありますが、近年のように援助交際と称し小学生や中学生が年齢を詐称し、自ら性を商品として売りお金を稼ぐとの現象はなかったのではないでしょうか。また、性の商品化に対する罪償感はあまりなくドライに割り切った気持ちでやっているところに問題があります。
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