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軽度発達障害
注意欠陥多動障害(ADHD)の実行機能の障害とは
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注意欠陥多動障害(ADHD)の実行機能の障害とは
前もって計画が立てられない
ゲーム等やっても何にも考えないで体が先に反応するので友達とぶつかり、チームプレーが苦手です。「楽しいゲームをぶち壊す嫌なやつになってしまいます。」つまり判断より先に行動してしまう。これは、今何が求められているのかを一瞬のうちに感じ取る「メタ認知」と「実行機能」が使えない障害をいいます。
ADHD児が受け入れる誤解と大人の役割
「この子は努力しない。チャランプランな子で信用できない。」「いつも不貞腐れており、性格が悪い。」「親はどんなしつけをしてきたのか親の化顔を見たい。」など本人の性格や親のしつけ、環境の問題と決め付けてしまう傾向がありました。しかし、最近その原因は大脳の機能障害と分かってきました。このような子どもたちを家庭はどのように育てていくか、学校でどのように教育してゆくかが、ADHDの子の将来がかかっています。
瞬間、瞬間を生きているADHD児
ADHD児は連続性のあるフイルムではなく、スライドであり、一コマ、一コマが切れています。注意されてもすぐに忘れてしまう。考える前に行動を起こしてしまう。
ADHD児のソーシャル・スキル指導
ADHDは、脳の未発達や前頭葉の機能障害が原因と考えられる自己抑制の障害があるので、その指導には、子どもの問題行動を細かく分析してゆく方法が効果的であります。
この手法を教室に応用したソーシャル・スキル指導については次の通り、まず、対人関係をトレーニングして身につけていくことから始めます。
- 1) 順番を守る。
- a あいさつをする。お礼をいう。などの基本的ルールから入る。
- 2) 良い行動、好ましい行動はほめる。
- 3) よくない行動でも他人に迷惑をかけない行動は無視する。
- 4) 破壊的行動、迷惑な行動は、一貫して厳しく対処する。
正しいい行動と良くない行動を区別させることが大切であり、基本的には繰り返しの学習でメタ認知能力を身につけさせます。
(メタ認知能力とは、自分のしていることを客観的に見る力、これは知っているが、これは知らないと両面を見る力、既にある知識と今入ってきた情報がどのような関係にあるか照合したりする能力をいいます。)
問題行動を減らすための方略としての行動療法
1) まず、良い行動とはどのような行動か、悪い行動(減らしたい行動)とはどのような行動かを箇条書きし、先生自身の頭の中に子のこの良い行動とは、悪い行動とは何かを記憶しておくこと。
2) 減らしたい行動をしたときは「無視」します。良い行動が出来たときは、タイミングよく褒めます。
3) 根気良く続けることです。
例えば、後片付けをさせる場合は・・・「すぐに片付けなさいはダメ」、「後分で終わるからその時は片付けてね。」・・・否定的言葉は使わない。OOしないとOO出来ないよ。ではなくOOしたらOO来るよ。」にする。と常に肯定的な言葉を多く使うこと。「無視」とは何もしない行動ではなく、客観視するがいつでも出動できる体勢であります。
4) すぐに止めるべき行動はどうするか。
警告カード(イエローカードとタイムアウト=レッドカード)を用意しておき、問題行動が出たときは、イエローカードを出してあげる。すぐにレッドカードを出すとパニックになりますので出さないようにします。レッドカードはイエロー3枚出してから出します。
その際でも良い行動がとれたときは褒めることを忘れない。とにかく良いこと悪いことを具体的に教えることです。
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