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学習障害(LD)とは

学習障害とは

知的発達に遅れはないが、聞く、話す、計算する、書く、推論する力の内、特定のものの習得と使用に著しい困難を示します。

原因は、中枢神経の障害、未成熟な脳の働きにであるとされています。別名アカデミック・スキルの障害と呼ばれています。また、認知発達の偏りが指摘されています。聴覚認知、視覚認知、言語認知、メタ認知、記憶、左右認知などに問題が見られます。

学習障害児に対する神経心理学的アプローチ(LDの基本的な考え方)は、従来「やさしい教材で、ゆっくり、繰り返し何回も教える。」でありました。

この教え方では、中枢神経系の障害を起因するLDの解決にはなりません。まずは、「どこでつまずいているのか」を認知面からしっかり把握する必要があります。左右大脳半球の機能の違いから考えるとどうなるか。前頭葉の遂行機能の障害から考えるとどうなるか等、つまり、脳機能のダイナミックスの中での理解に基づく神経心理学的アプローチが不可欠です。

LD児に見られる認知面の問題について

LD(言語性)児にみられる聴覚系の問題として、聴覚には音の選択性があり、LD児はこの音の選択性の弱さがあると思われます。

具体的問題として「すし」を「くし」と言うように聞き違えることがあります。このような音の弁別能力の弱さがあります。

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また、カクテル効果が有効に機能していないことにより、大勢の声の中から特定の人の声を聞き出し、理解することができない問題もあります。

LD児は、個別で話すと理解できるが、一斉授業は指示が良く理解できないのでボートとしていますが、この場合板書が有効であります。

次にLD児(非言語性児)に見られる視覚の問題として、視知覚系の認知力に弱点を持つ人がいます。非言語性LDと呼ばれています。

それは、早ければ、幼稚園のころから絵がかけない。手が不器用、形の構成がとれない。 小学校では、文字が上手く書けない。鏡文字、文字の形がバラバラで何を書いているか分からないということがあります。これが視知覚認知が弱いからであります。

次のような物の見方に問題を持つ場合もありますし、視力に問題がある場合もあります。

  • 1 一つのものを見る時に、両目をうまく使えない。(輻輳)
  • 2 動いているものを追う(追視)ことができない。
  • 3 ある一定のものを見続ける(注視)ができない。

非言語LD児は

  • 1 部分と全体の把握が弱い。形の弁別、形の恒常性、目と手の協応動に問題が見られる。
  • 2 状況の変化や場面の把握が弱い
  • 3 場面に応じた適切な行動がとれない。

このようなこことから、社会性に問題を示す子が多いようです。言語・コミユニケーションの問題、文法的意味理解が困難(文法に沿った理解が出来ない)。

  • 「ねずみが猫を追いかける」  (能動態)
  • 「ねずみは猫に追いかけられる」(受動態)この違いが分かりません。

また、「ちょとお風呂見てきて」と頼まれると「お風呂だけを見て帰ってくる。」これLD児の問題で場面理解が弱い。これは相手の意図が分かっていないので他の人間関係の中では、相手をイライラさせることとなり、なかなか友達ができない。コミュニケーション障害が起こりやすくなります。

LDに見られる語用論的意味理解については

広辞苑では「その言葉が使われている場面、会話をしている人々とその背景を含めて、そこで使われた言葉が何を意味しているかを研究する学問領域」「発話に含まれた真の意図(裏の意味、伝達意図)の理解、表情や前提が理解出来て初めて会話が成り立つ、これができない。」「記号論の一部門・記号ないし言語的表現とその使用者との関係を取り扱う。」とあります。

LD児には「ぼくは狸だ。」「ぼくは狐だ。」この会話は狸と狐があいさつしているかに聞こえます。
この解釈は優位半球(右利きの人は左脳)である人は左脳の得意分野であります。しかし、これが昼食のメニユーを見ての会話であればまったく意味が違いますが、これをトータル的に理解するために反対側の右半球の機能が助けて社会的な意味合いや、常識機能がバランスよく働いて初めて語用論的理解が可能となります。

*学習障害(LD)と注意欠陥多動障害(ADHD)は60%の割合で併合しています。

注メタ認知とは
メタ認知とは、自分の行動や考え方、知識量、特性、欠点等を別次元から眺め認識する能力のことをいいます。
「自分の得意科目は数学で、不得意科目は国語、英語です。」
「私の長所は、几帳面で整理整頓が好きです。また、誰とでも仲良く出きます。短所は、少しセッカチなところで努力した結果が直ぐに気になります。」
つまりメタ認知とは、自分を客観的にみることができる能力のことです。


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