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家庭内暴力の対応

家庭内暴力の一般的特徴

家庭内暴力をする子の大きな特徴は、一人子や長子、末子が多いようです。これをみますと過保護や溺愛された家庭環境におかれた子が問題行動を起こしやすいとも言えます。
その両親の職業は医師、銀行家、弁護士、商社員、公務員など比較的社会的地位のある家庭の子に多いようです。
このような、家庭環境で親からの過大な干渉や過保護は幼少時では「素直で良い子」であっても成長するにしたがって好奇心が弱かったり自主性や協調性、が養われていなかったり、嫌なことやしたくないことは関心も持たずに、頑張りがきかなくなり、進学などで親の期待に答えられない自分への憤りや、どうしてこんな自分なんだろうとの不甲斐なさを感じているような時に、親からの些細な一言で突然キレて、家具や物を壊したり、親に対して乱暴を振るうようになります。

家庭内暴力をする子の特徴的言動

家庭内暴力をする子は次のような言動をとります。
1 家庭で内暴力を振るう子は家の外ではやりません。

弱い母親に対して殴ったり、蹴ったりします。暴力の限度はある程度わきまえていますが、母親が骨折するというケースもあります。
家族以外の人、たとえば、友人、先生、近所の人に暴力を振るいませんが、あっても稀です。

2 家の中では壁、襖、障子、家具、や食器等の当たり散らかします。
3 暴力がエスカレートすると家族に命令したります。

「何々をしろ」とか「何々を買ってこい」とか家族を奴隷のように使い、また「こんな俺にしたのは誰だ」といいながら家族に責任転換をします。

家庭内暴力の子の家族のイメージ

父親の人柄・イメージとして

優しい父親で、弱々しさ、優柔不断子どもに対する関心度が低い、多忙、不在、これが、家庭内暴力をする子の父親イメージであります。

思春期は、母親の愛よりも父親の愛が必要をされる時代となります。子どもは父親の毅然とした力強い生き方を見習うようになり、その父親を乗り越えることによって人生の価値観、社会のルール、耐えることの意味を学んでいきます。
父親が多忙であったり、祖父母の過剰介入、母子密着関係にあったりすると、父親の存在感が失われてしまうことは好ましくない状態と言えます。

母親の人柄・イメージ
家庭内暴力を振るう子の母親はどちらかといれば元気の良いお母さんで、たいていはお母さんが、子どものしつけや教育を任されてやっていることが多いようです。このような家庭では、父親の権威はなく、母親上位で家庭内の支配権を握っています。
このような状況の中では母親は過保護、過干渉になりやすいことから、その結果、子どもは母親に「呑み込まれてしまい」いつまでたっても精神的に独立した大人になれない「永遠の青年」になってしまいます。
過保護、過干渉の母親の養育態度を続けるならば、子が思春期に入ると母との関係に気づき「自分を支配している母親」に対し、「異議の申立て」をするようになります。異議の申立ての一つとして家庭内で暴力です。

家族・祖父母
家庭内暴力には意外と祖父母がその役割を果たしています。祖父母が孫を育てるとその子どもが全て家庭内暴力を振るうようになるわけではありませんが、その可能性は次のような理由で高くなります。
その一つに、祖父母は孫の可愛さからの過保護、溺愛により接し方が多く、また、共働きで両親が不在がちで、また、父親が単身赴任中で不在、さらに離婚して片親であたっりすると、祖父母は「燐憫の情」から甘やかす子育てとなってしまい、歪んだ関係は子どもが成長するに従い、反抗的な行動(わがまま、身勝手さ等)を表出してくることになります。これが、家庭内暴力です。

家庭内暴力の対応

  • 父親及び母親の役割をそれぞれがきちんと果たしているかを見直します。特に、思春期の子を持つ家庭の父親の役割は大きいことは言うまでもありません。
  • そこに祖父母が過剰介入をしている場合は、子との距離を置いてもらうのがいいでしょう。
  • 子に対しては、励ますよりは、慰める方向で接する。また、落ち着いている時に家族が困っていること。本人のことも心配であることを話し合いを積み重ねていくことも大切です。(頑張れ!ではなく、良くやっているよ。良く我慢したね。など)
  • 身体面を鍛えるスポーツや芸術、趣味などへ関心を持たせることにより、攻撃的エネルギーを昇華させるのも一つの方法です。
  • 先生はその子の持つ能力や志向に合った進路指導を行う。また、学校では、集団生活の中で社会のルールや人間関係を学ばせること。
  • 家庭内暴力は個人の問題だけではなく、家族問題でもあることを家族が理解する必要があります。
  • 暴力行為は断固拒否すべきです。暴力的行為が頻繁な場合や行為そのものが粗暴で危険を感じる場合は、身近な信頼できる人や警察等に事前に相談しておき何かあた場合は、連絡して助けを求めこともよいと思います。

相 談 先

子の年齢にもよりますが、児童相談所、教育相談所、警察の補導センター、保健所、精神保健福祉センターまた、民間の相談センターなどがあります。


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